第一部 — 2006年10月28日にした話

私の紅茶とコーヒー体験談

これまで何度も、私のこの人生での紅茶とコーヒーにまつわる体験を話してきた。チタゴンにいた頃は紅茶もコーヒーも禁止だった。家族には紅茶もコーヒーも飲む者は誰もいなかった。お客さんが来たときだけ、紅茶を出した。だからどちらも味わったことがなかった。

シュリ・オーロビンド アシュラム時代には、20年のうち2度だけ、こっそり紅茶を飲んだ。1回目はおいしくなかった。2回目は砂糖を多めに頼んだのに断られた。それで私の紅茶体験はおしまいになった。

ところがアメリカに来ると、紅茶のこともコーヒーのこともよく知ることになった。なんとエスプレッソにまで行ってしまったのだから!少々熱が出た時は紅茶がとてもよく効くとインドの医者が言うのを読んだし、耳にもした。医学的効用があるというので紅茶を飲み始めたのだ。ああ、まったく、悪い癖がついてしまうとやめるのが本当に難しい。それで1日大体4、5杯、最高では8杯も飲んだ。悪い癖、悪い癖だ!

紅茶を飲むと元気になり、エネルギーをもらえると言われている。神からの強さが隠れていると信じる人がたくさんいるのだ。本当かどうかは神のみぞ知る、だ!

インスタント・コーヒーのような
「インスタント・悟り」を
見つけ出そうとするのはよそう
ハートの誠実な内的叫びを
ただ前面に持ってくるようにしよう