質問: 献身は瞑想だ、と言われるのはどういう意味ですか。

シュリ・チンモイ: 誰に献身するのでしょうか? 自分が何かを与えている、人助けをしていると感じるなら、これは献身ではありません。献身とは相手の内側に神の意識的存在を感じることです。あなたが働くと同時に神の意識的存在を感じているなら、この献身は瞑想の一つの形です。しかし神の存在が見えないのに、その人を鼓舞したり助けたりする能力があると思っているなら、それはエゴのなせる技で、その人より自分の方が内的富がたくさんあると慢心しているだけです。何かをしていて、と同時にその務め自体に神の存在を感じるなら、その献身は瞑想です。しかしただ自分のエゴのため、その人より自分の方が少々良いあるいは優れているので助けてあげるのだと思うなら、それは献身ではありませんし、真の瞑想とは全く違います。