質問: 私はこの大学で週一回瞑想に参加していますが、もっとスピリチュアルな滋養が必要だと感じています。一人で瞑想しようとしても難しいです。何かが失われている感じがするのです。
シュリ・チンモイ: 実際はあなたは何も失ってはいません。人が四人いて、同じことをすればお互いを鼓舞できます。綱引きのようなものです。グループで瞑想しているときは、四、五人対一人で瞑想しているようなものです。その一人とは無知です。一方家で瞑想していると、あなたも一人だし無知もまた一人です。どちらが綱引きに勝つか分かりません。四人が一方で綱を引き、対する向こうには一人しかいなければ、四人の側が勝つとわかります。この内的な確信に勇気をもらい、自分も他の人と一緒に引っ張ろうと思えるのです。家で一人で瞑想したら、自分一人で無知と闘っていることになります。当然すぐに疲れ果て、悲しく惨めな気持ちになり、やる気がなくなってしまうかもしれません。しかし他の人と瞑想できれば、自分のしていることにもっと自信が持てます。
Sri Chinmoy, 瞑想:神が話し、私が聞く, part 1, Vishma Press, 1974