質問: 瞑想するのに花やお香などが必要なのはどうしてですか。
シュリ・チンモイ: 瞑想の前に花を供え、お香を薫き、ろうそくに火を灯し、シャワーを浴びることで、これから何かをするのだ、と肉体を納得させることができます。外的生活と内的生活は常に共にあらねばなりません。しかし究極は外的なものではありません。究極は内的アスピレーション、私たちの内側にある燃え上がる炎です。自分のアスピレーションを自覚する必要があり、常に内側へ行き自分の意識の一番高いところまで飛んでいかなければいけません。花やお香や瞑想の前に体を洗う事は純粋さを持つ助けになります。体を純粋にする事はスピリチュアルライフで最も重要なことです。純粋さの中に神の呼吸が宿ります。身体的な純粋さが欠けていたら、神性があなたの中で呼吸するのは全く不可能になります。純粋になるには、体を清潔にする必要があります。外的世界での「清潔さ」とは、内的世界での「純粋さ」のことです。ですから時間に関わらず、瞑想を始める前にはシャワーを浴びる、または目と耳と鼻と足を冷たい水で洗ってください。さらに可能なら、純粋な雰囲気を作るため、花とお香を使ってください。
Sri Chinmoy, 瞑想:神が話し、私が聞く, part 1, Vishma Press, 1974