Part VII
CSC 44-48. 次の質疑応答は2005年1月3日、中国青島のハイチャンホテルでなされました。質問: ある人があることを最初に行ったら、その人は内的世界で他の人のための草分け的存在ということですか? 例えば誰かが1マイル4分のペースを破ったら、他の人が後に続くのはもっと簡単になりますか?
シュリ・チンモイ: もちろん、絶対にその通りです。誰かが何かにおいて先駆けとなると、その人のおかげでこの世に新しい夢が花開いたと言えます。他の人も入ってくることができるよう扉を開けたのです。後で同じことをする人たちは、もう前例があると知っている強みがあります。前例が何もないのに成し遂げた人は、非常に困難な挑戦を受け入れた人なので、記憶に留めないといけません。ヒマラヤ登山のようなものです。初めて成就した人は賞賛に値します。後続の人はより容易く同じことをし、その人の最初の記録は破られるかもしれませんが、初達成は名誉あることです。
Sri Chinmoy, シュリ・チンモイとの対話, Agni Press, 2007