ルイスと神の会話

「神様、お母さんは誰にも文句を言っちゃいけないって言うんだけど、ごめんなさい、文句言います。あのね、お母さんにすごくよく怒られるし、お姉ちゃんにはほとんど毎日ぶたれるの。そんなのやっちゃいけないことだよね。神様どう思う?」

「ぶったり叱ったりする前に私と話すよう、お姉さんとお母さんに言ったらいいよ。」

「うん、うん、そうする。そうしたらお姉ちゃんはわたしのこと、もうぶったりできないよね。お母さんもわたしのこと叱ったりできなくなるね。」

「ルイス、必ずしもそうとも言えないよ。秘密を教えてあげよう。お母さんとお姉さんが、ぶったり怒ったりしてもいいか聞いてきたら、私はまず君がそうされても仕方ないのかどうか確認するよ。もしぶたれたり叱られたりする必要がないなら、お母さんとお姉さんをしっかりぶって、叱っておこう。でも君がそうされても仕方ないことをしたのなら、自分の間違いの結果を、強く明るく受け止められるようにしてあげる。君にはいい子で立派で、完璧で神聖な子であってほしいからね。」

「神様、わかりました。本当にありがとう。」