質問: 体を鍛えることは、精神性に勝るものですか。

シュリ・チンモイ: どれだけ体力をつけても、祈りと瞑想に勝るものはありません。魂を込めて行うなら、体力をつけることが祈りと瞑想の助けにはなりえます。反対に、祈りと瞑想が体力を増強する助けになれます。

しかしこの両者を別々に考えるなら、つまり一方に体力、もう一方に神の慈悲と愛と光と平和を求める一番奥からの叫びを置くなら、体力より内的叫びの方が限りなく大切なものだと私は思います。内的叫びがあれば、もし体力が必要だとは思わなくても、神が与えてくれるでしょう。なぜなら、神は貴方にもっと魂を込め、もっと止むことなく祈り瞑想してほしいと願っているからです。貴方にもっと魂を込め、もっと献身的に祈り瞑想してほしいと願ってるのですから、ある程度の体力は絶対に与えて下さいます。