質問: 「バガヴァッド・ギータ」が戦争を正当化するため何度も何度も引用されてきました。そのように解釈する事は正しいのでしょうか? 正当化されて良いのでしょうか?
シュリ・チンモイ: 主クリシュナは戦争を回避しようと、本当に最善を尽くしたことを忘れてはいけません。主クリシュナはカウラヴァ側へ三度出向き、戦争をしないよう懇願しました。クルクシェートラの戦いは最後の手段だったのです。主クリシュナのメッセージは「愛」、「普遍の愛」でした。しかし敵方が妥協することも友好的な感情を持つこともしようとしないのなら、どうしようもありません。
Sri Chinmoy, シュリ・チンモイとの対話, Agni Press, 2007