弟子に1日に紅茶を6杯飲んでいた者がいた。だから5杯にするよう頼んだ。そして1ヶ月後、4杯にするように言った。最終的には全く飲まなくなった。重大なことは段々にしていかないといけない。もし急にやめていたら、なにか重い病気になって苦しんでいたかもしれない。体が強くなければ、習慣を急に変えると健康に深刻なダメージを与えかねない。
疲れている時助けてくれる、スピリチュアルな方法がある。片方ずつの鼻でする呼吸法を5分間してみればいい。でも、機械的にやらないこと。呼吸している間集中すれば、神聖なエネルギーを吸い込んでいると絶対に感じられる。コーヒーはエネルギーをくれる。お茶もエネルギーをくれる。でも常に吸い込んでいる神聖なエネルギーは、コーヒーやお茶より果てしなく大きなパワーがあるのだ。
眠気を感じる時、そんな状態で運転するなんて危険な感じがする、とあなた達は言う。あなたの人生に助けの手を差し伸べてくれるのは、コーヒーと紅茶だけなんてことがあるだろうか? いつも言っているように、コーヒーと紅茶は回りの遅い毒だ。他にも目を覚ますための方法、スピリチュアルな方法がある。
From:Sri Chinmoy,私の紅茶とコーヒー体験談, Agni Press, 2009
https://ja.srichinmoylibrary.com/tce より転用