そのレースが始まる5分前、我らがリムジン・ドライバーのパヴァカがやってきて、「グル、紅茶かコーヒー召し上がりますか。」と聞いてきた。
当時紅茶もコーヒーもめったに飲まなかったので、「何もいらない。」と答えた。
「でもグル、コーヒーは飲まれた方がいいですよ。」と言いパヴァカがコーヒーを1杯持ってきてくれ、お陰でレースの始めの頃力がでた。最初の1マイルは6分51秒で走ったのだ! しばらくするとコーヒーの効き目がなくなった。それでも最後の1マイルのタイムは7分9秒だった。
レース全体のタイムは51分18秒。今でもそれが自己最高記録だ。
TCE 11. 1981年9月20日↩
From:Sri Chinmoy,私の紅茶とコーヒー体験談, Agni Press, 2009
https://ja.srichinmoylibrary.com/tce より転用