スチュワーデスの仕事

 このスチュワーデスはファーストクラスの担当だった。何か飲み物はいるかと聞かれたので、「セブンアップ」と伝えると、私から特別な仕事をもらったと感じたようだ。フライトの間中、もっとセブンアップが欲しいとは言っていないのに、私のコップを見つめていた。私は自分の世界に入り、詩を書いていたのだが、コップが空になるとすぐにやってきて、セブンアップを注いでくれた。もういらないとは、とても伝えることができなかった。

From:Sri Chinmoy,挨拶(1〜4), Agni Press, 1981
https://ja.srichinmoylibrary.com/slt_1 より転用