ウッタマが市長に私のことを何と話したのかは、見当もつかないが、後から市長が私のところへやってきた。少なくとも200メートルは歩いてこられたと思う。
「わざわざパンアメリカン・マスターズ大会まで足を運んで下さり感謝の限りです。」と言われた。私も市長に感謝し、選手たちについて色々と褒めると、市長は非常に喜んでいた。市長が来られた後で、主催者の会長が自己紹介してきた。背の高い若者だった。互いに感謝の言葉を交わした。とても良い方だった。
その後67歳という男性が私のところへ来た。去年、十種競技の自分の年齢カテゴリーでチャンピオンになった人で、自分の話をし始めた。子供が7人、孫は18人いて、自分が優勝するのは全て神の御恵みだと言っていた。翌日の新聞にこの人のタイムが載っていて、アシュラム時代の私のタイムと投距離の方が全然よかったが、自慢はできない。なぜなら当時私は26か27歳、一方彼は67歳なのだから。From:Sri Chinmoy,挨拶(1〜4), Agni Press, 1981
https://ja.srichinmoylibrary.com/slt_1 より転用