何千人と言う見物客が訪れていた。前大会に続き、若者の中には「ウェルカム」、「サンキュー」などという言葉を色のついた旗で見せている者たちもいて、実に綺麗で素敵だった。
司会者がスペイン語で私についての紹介を10行か12行位読み上げてくれ、その後女性スタッフの後をついて台に登った。ウッタマが後についてきた。私の役割は開会宣言をすることではなく、開会宣言の後で瞑想を行うことだった。開会するのは知事の役目になっていたが、どうしたことか知事の到着が何かの理由で遅延していた。それで主催者側は、
「シュリ・チンモイさんから開会の祝辞をいただきます。」とアナウンスした。私は台の方へ行き、ウッタマが一言二言述べた。来賓の皆さんに感謝した後、私を紹介した。私は聴衆の方を向き2、3分瞑想した。それから方向を変え、色のついた旗を見せている人たちに瞑想し、その後数分スピーチをした。皆さんに感謝の辞を述べ、選手の皆さんのためにスープリームの祝福を下ろしてきた。
何千人という人がいたが、皆水を打ったような静けさで聞いていた。
「自作の一曲をパンアメリカン・マスターズ大会の魂に捧げます。」と述べると、スピーカーからテープが流れた。非常に良かった。ただただ素晴らしかった。From:Sri Chinmoy,挨拶(1〜4), Agni Press, 1981
https://ja.srichinmoylibrary.com/slt_1 より転用