この賞賛と愛一杯の心で中国へ来ました。これは文化交流です。教え子と共に歌い演奏します。芸術と文化を愛する者として、滞在中中国のインスピレーション溢れる資質を見、吸収したいのです。善意、兄弟愛、一体感を捧げにやってきました。一方で心から中国に感嘆しています。それぞれの出身国から持ってきたものを捧げ、反対に皆さんの最愛の母国である中国から良い資質を受け取り自分自身の資質を豊かにしたくて参りました。皆さんが持つものを受け取ることで、我々自身の内的な富が増えます。そして私たちの携えてきた善意、音楽、生き方が何か皆さんのためになれば、これほど嬉しい事はありません。ですからこれは双方へのギブ・アンド・テークです。
CSC 54. 「中国での講演」コルカタ、1925↩
From:Sri Chinmoy,シュリ・チンモイとの対話, Agni Press, 2007
https://ja.srichinmoylibrary.com/csc より転用