しかしハートを使って天国へ行けば、全然怖くありません。ハートは小さな子供のようなものです。子供はお母さんの所へ行くのもお父さんのところに行くのも怖くありません。自分には何の秘密も無いと感じています。子供をきれいにして真実を教え、あらゆる意味で善い人であるよう補助するのは親の責任です。子供は怖がっていません。火に向かってでさえ走ってやってきます。火で火傷をしてしまうということも知りません。ただ新しい場所に行けるのが嬉しいのです。子供にとって天国とは新しい場所ですから。
ハートを使ったら天国が怖いことは決してありません。しかしマインドを使えばすぐに、昔からしてきた悪い事がすぐに思い浮かび、怖くなってしまいます。生徒が勉強も宿題もしていなかったら、学校へ行くのが怖いものです。先生に怒られると思うからです。しかし一生懸命勉強して、宿題もきちんとしてあれば、先生を怖がることはありません。テストには通るとわかっているからです。
マインドはテスト前の生徒のようなもので、ハートは両親に向かって駆けていく小さな子供のようなものです。From:Sri Chinmoy,シュリ・チンモイとの対話, Agni Press, 2007
https://ja.srichinmoylibrary.com/csc より転用