「もちろん。どうしたの、メラニー?」
「わたしのグルがすごくいい人で優しい人だって神様知ってるでしょう。でもグルとお話しするのが恥ずかしいの。お兄ちゃんは全然恥ずかしくないみたい。恥ずかしがらないでグルとお話しできるし、お兄ちゃんはグルの目をじっと見たりもするんだよ。」
「じゃあ恥ずかしがり屋をやめたいのかな?」
「うんそう。恥ずかしくならないのがいい。」
「じゃあね、メラニーはお人形を持ってる?」
「うん、いっぱいいっぱい持ってるよ。」
「じゃあね、そのお人形の一つに今日特別な名前をつけるといいよ。そのお人形をグルって呼ぶんだ。毎日そのお人形のグルといっぱいお話ししてごらん。そしたら人間のグルに会った時も恥ずかしくならないよ。だって君のお人形のグルと人間のグルは全く同じなんだから。」
「ありがとう、ありがとう神様。」From:Sri Chinmoy,子供と神の対話, Agni Press, 1971
https://ja.srichinmoylibrary.com/ccg より転用